糖尿病の三大合併症の原因

「糖尿病」と聞いてドキッとしたあなた、健康診断からしばらく経ってしまったな、なんてことはありませんか?

 

糖尿病は血糖値が高くなるだけの病気ではありません。

糖尿病は高血糖により体のあちこちに症状が出るため、複数の合併症を発症するリスクが非常に高まります。

 

しかも初期段階ではほとんど自覚症状がないため、定期的に専門家の検診が必要なのです。

 

特に糖尿病の合併症でも、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症を合わせて、三大合併症と呼びます。

 

聞いたことがある病気もあるかもしれませんが、ここで改めて三大合併症の原因と、体にどのような影響をもたらすか、解説したいと思います。

 

三大合併症の全てを知っているかどうか、チェックしながら読んでみてください。

糖尿病の三大合併症その1: 糖尿病神経障害

 

糖尿病神経障害は、血糖値が高い状態が続き、手足の血行が悪くなることで起きる合併症です。最終的には、手足の切断にも繋がります。

 

なぜこのような症状が出るのかというと、手足の先の血管がつまり、十分に血が行き渡らないからです。冬に手足が冷たくなるのも、腕や太ももに比べて血管が細く、血が巡りにくいためです。

 

ただでさえ血流量が少ない手足ですが、糖尿病の場合、血糖値が高い状態が、体の血管を太くし、手足の細い血管まで十分に血が届かなくします。

 

そのため、手足の血行は悪くなり、手足のしびれが発症します。正座などは、長い間足の血管が圧迫されることで、指先などに血がいかなくなりしびれるのです。原理はそれと同じです。

 

慢性的に手や足の指先などに十分な酸素や栄養が行き渡らないと、細胞に障害が出たり、腐ったりする壊疽(えそ)になる可能性があります。

 

手足がしびれたりしたらわかるでしょ、と思われる方もいると思いますが、神経障害が進行していくと、症状が軽くなる場合があり、治ったと勘違いしやすいのです。

(参考元:公益財団法人 額田医学生物学研究所 https://nukada.jimdo.com/末梢神経障害とは/ )

 

また、神経に障害が起きているため、怪我などにも気付きにくく、傷口から皮膚炎に感染し、壊疽が起こりやすくなります。

 

壊疽は神経や細胞が死んでしまうので再生することはありません。症状がでた部分から、放置するとどんどん進行して、最終的には足の切断が必要になります。

 

傷が少し治りにくいな、と思ったら壊疽になっていた、なんて方も多いので、注意が必要です。

 

特に男性は、爪切り以外に足の指やかかとなど、フットケアをしない人がほとんどですよね。糖尿病の方は、足先をこまめにチェックして、普段と違うところがないか、を確認しておいた方が良いでしょう。

 

車椅子や松葉杖を使って、朝通勤電車に乗ることがどれくらい大変か、毎日の通勤をされている方には容易に想像がつくでしょう。

 

糖尿病の三大合併症その2: 糖尿病網膜症

 

糖尿病の三大合併症その2

糖尿病網膜症は、目の血管がつまり、視力の低下や目の見え方の変化、最終的に失明になります。

目には、いくつもの細い血管が張りめぐらされていて、常に網膜の神経に酸素を供給することで、網膜は物を見る機能を果たすことができます。

 

糖尿病や高血糖により血管が細くなったり、変形することでうまく血が巡らなくなると、神経にも酸素を供給できなくなります。

 

網膜は酸欠状態になると、新しく血管を増やして酸素を補おうとしますが、新しい血管はもろく出血を起こします。目の中で出血が起こることで、出血箇所がかさぶたになり、網膜剥離などの症状が出やすくなります。

(参考元:日本眼科学会 http://www.nichigan.or.jp/public/disease/momaku_tonyo.jsp)

 

日本では、後天的な失明原因の第1位は、糖尿病の合併症による糖尿病網膜症と言われています。

 

糖尿病網膜症の自覚症状は、視力の低下や目のかすみであることが多く、普段生活していても起こり得る症状ばかりです。

 

目の病気は外見の変化が少なく、気付きにくいですよね。普段接している人から、「あなた、目の病気ですよ」なんて言われることはないと思いますので、糖尿病の方は、定期的に眼科の検診を受けるようにしてください。

 

コンタクトをつけている人は、コンタクトを購入する度に定期検診があると思います。通常のコンタクト検診はかなり簡易なものですので、糖尿病であることを伝えて細い検診を受けるようにして行きましょう。

 

糖尿病の三大合併症その3: 糖尿病腎症

 

糖尿病腎症は、腎臓の血管がつまったり、破けたりすることで血液中の老廃物をろ過できなくなります。最終的には、人工透析が必要になってしまいます。

 

腎臓で血液のろ過ができなくなると、尿がつくれなくなります。しかし、急に尿が出なくなるのではなく、徐々に症状は進行して行くのです。

 

尿で老廃物や水分を体の外に出せないと、体はむくみを起こします。長時間立ちっぱなしの状態でいると、足が重くなったり、関節と関節の間がつまったような感覚になりますよね。これは重力に負けた水分が足に貯まることで、足がむくむのです。

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腎臓に異常がある場合、血液のろ過ができないので、老廃物やいらない水分がずっと体の中にあることになります。そのため、足のむくみの状態が体中で起こってきます。

 

尿が出せないと、人工的に老廃物をろ過し、尿をつくりだす人工透析という治療を受けなければなりません。

 

人工透析は週に3回、1回4時間という長時間の治療方法です。会社員の方は、週に何回も、長時間の治療を受けることが可能でしょうか?また一定の間隔での治療が必要なので、長期間の旅行やレジャーなども楽しめなくなってしまいますよね。

 

腎臓の異常は、尿検査で調べることができますので、こちらも定期的な検診に通われることをオススメいたします。

 

まとめ

 

  1. 糖尿病合併症は、血管のつまりによって発症することが多い
  2. 糖尿病神経障害は、手足のしびれ、壊疽を引き起こし、最悪手足の切断がが必要な場合がある
  3. 糖尿病網膜症は、視力の低下を引き起こし、最悪失明する場合がある
  4. 糖尿病腎症は、尿を作ることができなくなり、人工透析が必要になる場合がある
  5. 糖尿病の合併症は、こまめな定期検診を受け、早期発見が必要

 

糖尿病の合併症は、どれも初期に自覚症状がわかりにくいので、気がついていたらかなり進行していることも多いのです。

 

私の母も糖尿病予備軍で症状はまだ軽いものの、2週間に1回通院をし、定期的に血液や尿検査などを受けています。

 

今日くらいはいいか、とたまに大好きなお饅頭を食べていますが、糖尿病で症状が出始めると、たまの息抜きも出来なくなってしまいます。

 

糖尿病の合併症は、最終的に今普通にしている生活の質がかなり下がってしまうものが多いのです。あなたの家族も元気で長く、楽しく暮らして欲しいと思っているはず。自分のためにも、家族のためにも、日頃のチェックを欠かさないようにしてください。

 

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