糖尿病患者の血糖値の正常値とは?

 

糖尿病を治療している方は、患者が目指すべき血糖値の正常値をご存知ですか?

治療にあたっては、常に血糖値を意識していなければなりません。

 

また、糖尿病がどんなふうに健康を脅かすのかもお伝えしていきます。

将来、手遅れになってしまった…とならないために、正常値や悪いケースを知っておきましょう。

血糖値の正常値とは?

 

糖尿病患者の正常値はこのようになります。

 

糖尿病患者の血糖値の正常値とは?

 

空腹時血糖値とは?

一般的な血糖値検査では、検査までの8時間のあいだ、水以外のものを飲まず検査に臨みます。

この時の検査値を空腹時血糖値といいます。

 

食後1~2時間血糖値とは?

 

食後1時間・2時間血糖値とは、食事をしてから1時間後もしくは2時間後の値を検査します。

なぜこの計測が必要なのかというと、人間の血糖値の上がり方のサイクルが関係しています。

 

通常、血糖値は食後1時間ほどでピークに達し、緩やかに下降していきます。

そして2時間後くらいには元の値に戻るという一連の流れがあります。

一番高い時で170mg/dL未満というのが、糖尿病かそうでないかの基準となります。

 

では、糖尿病になり高血糖だとどのような危険があるのでしょうか?

詳しくは次をご覧ください。

 

高血糖の症状

 

血糖値が高い状態は、体にさまざまな悪影響を及ぼします。

糖尿病で恐ろしいのは合併症の発症です。

糖尿病で気をつけたい主な合併症は次の通りです。

 

網膜症

網膜の血管が傷つくことにより、最悪の場合失明に至る可能性があります。白内障および緑内障などの他の眼の障害を引き起こすリスクも高まります。

 

腎症

腎臓には、血液から老廃物をろ過するための数百万の小さな血管房(糸球体)が含まれています。糖尿病はこの糸球体を傷つけるリスクが高まります。

進行すると、腎不全または透析または腎臓移植を必要とする腎臓病にまで発展する可能性があります。

 

神経障害

毛細血管の壁が傷つき、かゆみやしびれ、痛みを引き起こします。

症状はつま先や指の先端から始まり、最悪の場合足の壊死から切断に至ってしまうこともあります。

 

動脈硬化

血管の壁が傷つくことにより血栓ができ、血管がつまりやすくなります。

動脈硬化は、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など重大な症状が発症する原因となります。

 

 

糖尿病患者の寿命はそうでない人よりも短い?

アメリカの疾病予防管理センター(CDC)の研究では、糖尿病患者はそうでない人に比べると平均寿命が短いということが報告されました。(医学誌「Diabetes Care」に掲載)

 

糖尿病患者の血糖値の正常値とは?2

 

研究チームは、50歳以上のアメリカ人国人2万人以上を1998年から12年間に渡り追跡調査しました。その結果、糖尿患者はそうでない人よりも4.6年早く死亡し、「日常生活動作」(ADL)などに関わる障害が6~7年早く進むことがわかりました。

 

ADLとは、日常生活をしていく上で行うさまざまな行動のことです。

例えば、食事や排泄、入浴などです。

 

死因は糖尿病の合併症やそれに関連する疾患によるものが多く、合併症をいかに抑えていくかが糖尿病患者の寿命に大きく関わることだとわかります。

参照:http://care.diabetesjournals.org/content/early/2015/12/17/dc15-1095

 

糖尿病による高血糖が体に及ぼす悪影響は、とても大きいのですね。

では、糖尿病患者の体の問題だけでなく心の問題はどうなのでしょうか?

詳しく見ていきましょう。

 

糖尿病患者の心の苦しみ

 

糖尿病患者の血糖値の正常値とは?3

 

糖尿病患者にとって病気と向かい合い治療を続けていくことは、時に大きなストレスとなります。

食事や運動のやり方、薬の使用方法などを日頃から厳しく自己管理していくことは、糖尿病患者にとって責任感や労力を伴うからです。

この大きなストレスによってうつ病や精神疾患を招く可能性が高くなります。

 

糖尿病と精神の不調は密接に関係している

 

アメリカの報告では2型糖尿病患者はそうでない人よりもうつ病の発症リスクが高いことが報告されています。

2018年6月に報告されたアメリカ国立衛生研究所(NHLBI)とアメリカ国立衛生研究所(NIH)の研究では、2型糖尿病患者はそうでない患者に比べると、3年の間にうつ病を発症する確率が50%高いことがわかりました。

また、うつ病患者は3年間で2型糖尿病を発症するリスクが21%高くなることもわかりました。

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心と身体は密接につながっており、うつ病は誰でもなる可能性のある病です。

うつ病が重くなると、回復までに時間と大変な労力を費やしてしまいます。

自分でうつ病の兆候に気づいたり、周囲の人が「おかしいな?」と感じたら、医師などの専門家に相談し悪化させない対策を考えるべきです。

 

参照:http://www.diabetes.org/newsroom/press-releases/2018/expanded-access-to-prevention-programs-and-acknowledging-increased.html

 

まとめ

 

・糖尿病患者の血糖値の正常値は140mg/dL未満。食後1時間のピーク時で170mg/dL未満。

 

・糖尿病の合併症は、網膜症、腎症、神経障害、動脈硬化など。

 合併症が原因となり、糖尿病患者はそうでない人よりも寿命が短いという研究報告も。

 

・糖尿病患者はそうでない人よりもうつ病の発症率が高い。

 自分自身や家族は異変を感じたら医師に相談を。

 

糖尿病は体のみでなく精神にも悪影響を及ぼすのは、とても不安で恐ろしいことですよね。

不安に立ち向かうためにも情報を仕入れながら、周囲と協力し正常値に近づけるようにしていきたいですね。

 

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