糖尿病の治療での数値目標

血糖値が高め、糖尿病と言われても、結局何を目標に頑張ればいいのか、わからない。

糖尿病を調べると、改善するポイントが多くて、何を優先したらいいのか、わからない。

 

今の生活の何を変えたらいいのかがわからないと、血糖値のコントロールも始められないですよね。

 

家族は心配して、脂っこい食べ物はダメ、お酒も禁止、タバコもダメ…と言ってくるけど、ずっと我慢する生活はストレスも溜まってしまいます。

 

今回は糖尿病のために優先して下げるべき3つの項目を、普通の人の値と比べながら、解説します。

 

どこまで値を下げればいいのかがはっきりすると、ゴールが明確になり、治療へのモチベーションも上がります。

 

糖尿病を治すために生活の改善をしても、実際に血糖値が下がってくるまで、1週間〜1ヶ月程度経過をみる必要があります。

 

短期的にどんどん良くなるのはなかなか難しいので、その間ストレスを溜めすぎないようにして、糖尿病と付き合っていきましょう。

糖尿病で気をつける項目: HbA1c値

 

健康診断を受けている人なら、「HbA1c」の表記を1度は見たことがあると思います。

 

「HbA1c」は、ヘモグロビンエーワンシーと読みます。

血糖値が直近の1〜2ヶ月で、どのくらい高かったのかを表します。

 

ヘモグロビンA1cは健康な人だと、4.6%〜6.2%。

6.5%以上になると糖尿病、8.4%で糖尿病以外の様々な病気も疑う必要があります。

 

私の糖尿病治療中の知人は、友人は9%まで行ったと聞きました。本人は、数値を聞いたときには、どのくらい深刻なのか、自覚がなかったと言っていました。

 

定期的にお医者さんへ行って、すぐに入院が必要と言われたときは、非常にびっくりしたと言っていたと。

 

ヘモグロビンといえば、血液。

 

このヘモグロビンは、赤血球が血管の中を通りながら、血液中の酸素を取り込む際に、糖ともくっつきます。このヘモグロビンのことを「糖化ヘモグロビン」と言います。

 

糖がくっついたヘモグロビンの量を表すのが、ヘモグロビンA1c値(HbA1c値)です。

 

健康な人は、体を動かしたり、脳を使うときに体の中の糖をエネルギーとして使うことで、血液中に糖が多くならないのです。

 

糖尿病は、食事や飲み物から摂った糖がエネルギーとしてうまく使えない病気です。血液の中に糖が多く余っている量が多いことが、糖化ヘモグロビンが増える原因になります。

 

過去の数値がわかるのは、糖化ヘモグロビンになると、寿命を迎えるまで普通の状態に戻ることはないので、蓄積された量がわかるのですね。

 

じゃぁ、血糖値が高い状態が続いていると、糖化ヘモグロビンの量はもう下がらないの?と、不安に思う方がいらっしゃるかもしれませんね。

 

ヘモグロビンは、約4ヶ月ほどで入れ替わると言われています。

なので、1度の測定で数値が悪くても、諦める必要はありません。

 

少しづつでも、血糖値を下げるよう食事や運動に気をつけていれば、こちらも下がってきます。

 

ヘモグロビンA1cについて、さらに詳しく知りたい方は、こちらの動画がオススメです。

 

 

 

糖尿病で気をつける項目2: 血糖値

 

糖尿病の治療での数値目標2

糖尿病の検査では「空腹時」と「食後」の2つのタイミングの血糖値を、改善や治療の目安にします。食後の血糖値は、食べ始めもしくは完食後から2時間程度、間を置いて血糖値を計ります。

 

職場などの健康診断では測るのは、お腹が空いている時の血糖値になります。

「食後3時間以上空けてください」と、注意事項に書かれていることが多いですよね。

 

健康な人の血糖値の値は、空腹時血糖値が126mg/dl未満、食後2時間血糖値は200mg/dl未満になります。

 

血糖値は検査をした時の数字なので、直前や直後に食べた物でも左右されるやすくなります。

 

糖尿病が良くなっているかは、血糖値だけではなく、ヘモグロビンA1cと一緒に見ていくことが、長く治療を進めるポイントです。

私の母も定期的な通院で、空腹時血糖値とヘモグロビンA1cを両方測ってきます。空腹時の血糖値が高いときは、必ずヘモグロビンA1cも見てお医者さんがアドバイスしてくれる、と言っていました。

 

改善の判断は通っている病院によっても違うようなので、ご自身で通われている病院の先生に、相談してみてください。

 

血糖値自体は、一喜一憂する数値ではなく、普段の生活でどれくらいの血糖値の上昇もしくは下降するのか、1つの目安として見ていくのが良いと思います。

 

とはいえ、継続的に正常な値に近づけていった結果が、ヘモグロビンA1c値への改善にもつながります。

 

そのため日々の生活習慣の改善が、この2つの数値へ大きく影響することは間違いありません。

 

糖尿病治療で気をつける項目3: 血圧

 

3つ目に糖尿病の治療で目安にすべきなのは、血圧です。

血圧の正常値の目安は、収縮時血圧が120〜130mmHg以下、拡張時血圧が80〜84mmHg以下と言われています。

 

糖尿病の場合、収縮時血圧が140mmHg以上、拡張時血圧が90mmHg以上で危険値になります。

 

「収縮時」「拡張時」って、一体なんのこと?と思う方もいるでしょう。

血圧は、よく「上」や「下」と言われるのを、聞いたことがありませんか?

 

実は、上の血圧は、「収縮時」、下は「拡張時」の血圧のことを言います。

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収縮時血圧は、心臓がぎゅっとなった状態、つまり心臓から全身に血液が送り出される時の血圧です。逆に拡張時血圧は、心臓が収縮するために血液が心臓に溜まっている時の血圧です。

 

糖尿病と血圧はなぜ関係あるのか、よくわからないという方もいるでしょう。

 

実は、血糖値が高い状態が続くと、腎臓の機能障害や高血糖が作用し、血液の流れる量が増えると言われています。

(参考元:蒲田内科クリニック http://kamata-cl.jp/循環器内科/高血圧、糖尿病、高脂血症等生活習慣病の管理・/)

 

糖尿病と高血圧を合わせて発症すると、合併症や死亡率が高い病気を併発しやすくなるとも言われています。

 

その原因は、高血糖により血管にダメージを受けた場所に、健康な血管に流れる圧力で負荷がかかり血管が固くなる、動脈硬化が発生し、血液の流れが悪くなっていくからです。

 

糖尿病は血管に負荷がかかることで、様々な病気を一緒に発症しやすいのです。

合併症を発症すると、人工透析、足の切断、失明など、通常の生活をも失いかねないので、こう言った数値には日々気を配る必要があるのです。

 

まとめ

 

  1. 糖尿病、ヘモグロビンA1c値(HbA1c値)、血糖値、血圧の3つ
  2. ヘモグロビンA1c値(ヘモグロビンエーワンシー)は、2%以下にする必要がある
  3. 健康の人の血糖値の目安は、空腹時の血糖値は126mg/dl未満、食後2時間の血糖値は200mg/dl未満
  4. 血圧は、高い方が130mmHg以下、低い方が80mmHg以下に抑える

 

まずは、もう1度ご自身の数値と、正常の範囲の数値を比べて見て下さい。

どのくらい下げる必要があるのか、きっと数字でみるとよりイメージが付きやすいと思います。

 

ご紹介した3つの数値は、短期間での改善は難しく、安定した数値がある程度の期間、継続した状態が理想です。

 

それにはどうしても1〜2ヶ月単位で、食事や運動の改善をしていかなくてはいけません。

 

ただヘモグロビンA1cなどは、下げるのにはある程度の期間も必要です。

なので、改善するまでの期間、あれもこれも辞めるというよりも、バランスをとる方が大切です。

 

治療の期間は辛い事もあると思いますが、具体的に数値が下がってくると、モチベーションにもなりますので、まず1ヶ月でどれくらいの改善を目指すか、考えてみてはいかがでしょう。

 

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